「ボルト」[2009年08月08日(土)]
自分が特別な犬じゃないことを知り落ち込むボルトに猫のミトンズは、普通の犬でいることがいちばん幸せなことと諭す。
「普通」って何よ?
思わずそう言ってしまうこともあるが今日だけはよく分かる。「普通」とは「異常じゃない」ことだ。
「スーパー」じゃなくてもいい。ふとした日常の穏やかな風を感じるときが何よりの宝物と気付く。
作品は早くからペニーの気持ちが分かってしまうので、あとは用意されたハッピーエンドへ向かうだけ。あまりはらはら感はない。
それでも、ボルト、ミトンズにハムスターのライノを加えた3匹の珍道中は笑いあり、感動ありと充実しているし、ペニーとの再会後の流れも爽やかで好感が持てる。
気になるのは、劇中ずーっとスーパードッグを信じて命まで懸けたライノが「普通」の暮らしに馴染めるかということくらいか。
今回、実は吹替え版と字幕版を続けて観てみた。
感想としてはどちらも一長一短というところ。J.トラボルタやM.サイラスといったオリジナルの声が聞けるのは良いが、字数の制約でニュアンスの伝達が限定されるところがあった。
ペニーのマネージャーの口癖である「ピン留め」が字幕では「保留する」なんて書かれていたのなんかはその典型である。
他方、英語の単語が耳に入りさえすれば、そのあたりは気にならなくなるわけで、やはり映画館で集中して観るのなら字幕版を選ぶという結論になりそう。
(75点)
Posted at 00:20 | 映画(2009) | この記事のURL | Clip!! | コメント(4) | トラックバック(10)
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子供向けに設定したアニメでの字幕版はすっかりレアになりました。
今回は日比谷のみゆき座。すぐ近くの日劇は吹替えのみでした。
夕方の回だったのですが、お客さんはやっぱり少なめでした。
こうなるとますます吹替えの方に傾倒していくのでしょうね。
J.トラボルタもM.サイラスも良かったですよ。
Posted by:クラム at 2009年08月12日(水) 23:16